お家からのSOS③ チョーキング 【相模原市緑区 外壁塗装】
お家の外壁を触ると手に白ぽい粉が付着することはありませんか?
白い粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され
顔料が粉上になって塗装表面に現れたものです。
これを「チョーキング現象(白亜化現象)」と呼びます。
チョーキングは特に白や淡い色の塗料を塗った外壁で起こりやすい劣化症状です。
(濃い色の外壁でも起こる可能性はあります。)
〈チョーキングが発生する原因〉
・雨や紫外線による劣化
雨風や紫外線といった外部環境にさらされていると、外壁中の顔料が徐々に分解され「白色顔料(酸化チタン)」が粉化して外壁の表面にでてきてしまいます。
・施工不良
環境に合ってない塗料を使用した
下地処理が不十分だった
乾燥時間が不足していた…など
施工不良が原因でチョーキングが発生することがあります。
〈チョーキングを放置すると起こる問題〉
・雨漏りの危険
チョーキングが発生すると塗料の外壁保護機能が弱まり、ひび割れが起こります。これにより雨風の影響を受けやい状態になり雨漏りへと繋がってしまう可能性があります。
・壁の倒壊
塗装には外観をきれいにするだけでなく、外壁を劣化から守る役割があります。
チョーキングを放置して壁にひび割れが起こると最悪の場合、壁が倒壊することもあります。
〈チョーキングの予防方法〉
◎耐用年数が長い塗料を使う
酸素・紫外線・水による劣化を防ぐラジカル制御塗料なら長い耐用年数が期待できます。
同じ価格帯のシリコン塗料では、耐用年数が10~15年のところ
ラジカル制御塗料なら12~16年と長い年数耐えられるのでチョーキングが起こりにくくなります。
◎クリア塗装をする
クリア塗装とは、無色透明な仕上げ材を使用して塗装することです。
クリア塗装に使われる塗料は、チョーキングの原因になる顔料が含まれない為、チョーキングを防止することができます。
チョーキング現象は、塗料の防水機能が落ちて壁の劣化によるさらなる危険を知らせる大切なサインです。
チョーキングを放置し、劣化が進むと外壁塗装では対処できず壁材を取り換えなければなりません。
チョーキングを見つけた際は、早めに業者に依頼をして対処しましょう!
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